母の忍耐

その後

もうう○ちはパンツにすることはない日々が続いている。
前よりも私も穏やかに接するために日々忍耐努力している。

本音を言うとジェーンの行動にいらいらしたり悲しくなったり
嬉しくなったり情緒不安定になったりするが母はこれではよくない。
いつも穏やかに接するために深呼吸を何度もする。

今日はそういう日だった。

幼稚園に午前中居残りで外遊びしているジェーンの様子を
ずっと見る事ができた。

一人だ。。。いつみても一人。
入園から半年。まわりはもうすでにグループで遊んだり
お友達で遊ぶようにもなっている。
女の子はすでにグループになっているようで
もちろんそこには入ることはない。

あるお母さんに「見てジェーンまだ一人でいるわ。」と声をかけた。
そのお母さんはRちゃんという同じ年中のクラスの女の子のお母さんだ。

そのお母さんが「そう言えばうちの子が、こないだ帰り際にMちゃんバイバイ!
Nちゃんバイバイ!って言ってたのに一番近くにいたジェーンちゃんに
なんでバイバイ言えへんの?って聞いたらジェーンちゃんは無視するから
って言ってたわ。」
と言った。

思い当たる、思い当たる。そうジェーンは無視する癖があり
苦手なタイプ(その範囲は広い)に近づかれると無視したり
する。その態度はよくないと注意したこともあった。

ジェーンが一人でいる理由も分かる。遊ぼって近づいてきても
無視したり無言で首を横にふったりするからだ。

コミュニケーションが苦手なジェーン。
腹立たしい。悲しい。

でも冷静に考えると生まれたときからの育て方の影響かもと
考えさされる。英語教育に没頭するあまり私が心の通う母国語で
話すことが少なかった。コミュニケーションが出来ないのも
彼女の性格だけではなくコミュニケーションの仕方が分からないの
かもしれない。

そんなことを考えた。

今日の園庭開放では私が友達とジェーンの間に入って
スムーズに遊べるようにしようと思った。

家に帰ってきてジェーンが
「今日はね、Nちゃんにノート見せてって言ったのに怒ってん。」
っと言っていた。
正直何が起こったのかその説明では分からなかった。

でも私はそのお友達との間に入ってジェーンのかわりに
対応することは出来ない。幼稚園で起こったことは
自分が対処していく力が必要なのだ。

床に入ったときジェーンに
「今日幼稚園であったこと、Nちゃんに言われて悲しかったこと
マミーに教えてくれてありがとうね。マミーになんでも
言ってくれていいからね。何があってもマミーはジェーンの
側にいるし、ダディーもいるし、リリーもいるからね。安心してね。」

先週の日曜日教会の牧師のメッセージで
”子供を人格を持った一人の人間として尊重することが大切”
という言葉が印象的だった。
見下げる態度、言動を決してしないこと。

親も人間だ。完璧ではない。すぐ疲れて、腹を立ててしまう。
それを態度や言葉で示すときもある。
でもそんなときは反省して謝罪する気持ちを忘れずにいよう。

忍耐、忍耐。子育ては楽しい。でもそれと同じぐらい忍耐も必要だあ。

無視する癖。これはNo,No!だ。エドワードと話して
このポイントは改善するように話し合いを持つつもり。

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