リリー、スクール始まる

新しい生活が始まった。

エドワードは朝5時に起きて出勤。
新しい大学での勤務なので少々緊張気味。
ジェーンは年長さん。相変わらずマイペース。
幼稚園でも人とつるむはずなく遊んでいる。
一輪車に夢中。
リリーは今日からインターナショナルスクールに
週2回だけお世話になる。

先日からずっと言い聞かせてきたことだけど
今日になってまた再度確認。

「Are you coming with me, Mommy?」
(ママいっしょにくるよね?)
とリリー。
 
「 I am taking you to school.」
(連れてってあげるからね。)
とごまかしたところ

「No, you are coming with me, Mommy!」

「Yes, I am taking you to school.」

そこでジェーンが
「Mommy, she means if you are staying with her.」
(ママ、リリーがいっしょにいてくれるかって言う意味よ。」

分かってるって!分かってるって!忙しい朝にごねられたらあかんから
曖昧な言い方してるねん!

結局、スクールについた。彼女の顔は緊張していた。
でも先生に連れられてロッカーに行った。

お迎えの時間。
リリーは大きいボールで遊んでいた。
私を見た瞬間走って来た。
泣いてる形跡もない様子。
先生に聞くと、全然大丈夫だったそう。
英語で言っていることが分かるのですんなり
とけ込んでいったそう。歌も手遊びも楽しんでいた
と先生が言っていた。

上靴を脱ぎたくないらしく帰りはだだをこねた。
上靴は下駄箱に置いとくのよと言うと、

「No! sombody is gonna steal my shoes!」
(誰かが靴とるやん。)

なんという言いぐさ。
この調子じゃ全く心配ないようだ。

私は久々に朝一人で過ごした。
なんとなく寂しかったけど、やっぱり家のことが
はかどる。次のプリスクールが楽しみだ。

—–