今年の夏は晴れてバンクーバーへ行くことが出来ました。
と言っても私ではなく娘2人です。コロナ禍、受験勉強で行けなかった数年間。
今年はできれば家族でと思っていましたが航空チケットの価格上昇で
今回は娘2人だけの帰省となりました。
この旅は私にとっては特別なこと。
なぜかというと義父との約束を自分の中で果たせたという証になるような気がしたからです。
2001年夏、22年前旦那さんと婚約をしてからご挨拶に行くためにバンクーバーに行きました。
日本ではお互いの両親に会って結婚の承諾をもらってから
めでたく婚約に至るのですが、私たちの場合まずはプロポーズを受けて
うちの両親に承諾を得てからバンクーバーの両親のところに挨拶。
なんとなく日本で暮らすことが2人の間で決まっていたので
ご両親にちょっぴり後ろめたい気持ちもあり。。反対されたらどうしようとかね。。。
確かにお義父さんからは「ローカルの女性と(カナダ人)を選ばず日本の女性と結婚するのは
これから色々なことがあるのは予想されるが覚悟はあるのか?」と聞かれていました。
お互いの気持ちをお義父さんが確かめた後、私に一つだけお願いがあると言われました。
それは
「この年齢では日本語を勉強して話せるようになるのは難しい。
だから孫ができたらちゃんとコミュニケーションがとれるようにして欲しい。」
この約束は絶対果たすと心に決め、私たちの子供には英語を話せるように育てようと心に誓いました。
それから3年後長女ができ、2年後に次女が誕生。
2人には試行錯誤で英語で十分にネイティブとコミュニケーションが出来るようになるための
バイリンガル育児が始まったのです。
2023年8月夏、22年の歳月が流れ娘は19歳と17歳。
2人でバンクーバーに訪れ、グランパとグランマとの時間を
間に誰を挟むことなく過ごせたことが私にとったら肩の荷がおりた〜と思った夏でした。
バイリンガル育児をすることはもうないかもしれないけど(孫が出来たらやりたいなと密かに思う)
育児って過ぎ去ってみればあっという間です。びっくりぐらいあっという間。
子育てをしてるママさん、育児を大いに堪能してくださいね。
将来きっと成長した息子娘を見て
「あ〜、時が経つのは早すぎる」
と思うはずだから。