オパ、オマ帰国

あっという間の10日間だった。
帰ってから2日間たった今、エドワードは疲れでボーとしていて
私はぽっかり穴があいたような感覚でボーとしている。

この10日間は正直私の脳みそも英語回路になってたようで
マクドのハッピーセットでもらったおもちゃが
「はい、ぼうやたち!」(多分こう言っていると思う)が
オパとオマがいてたときは
「Are you going there?」
と聞こえていた。

冷静に考えてみると日本のおもちゃが英語を話すわけない!
私もちょっぴり短期留学っぽい経験をさせてもらったかも。

奈良の大仏さんや大阪城に観光に行ったけれど、
オパとオマが一番喜んでいたのはジェーンの幼稚園とピアノレッスンだった。

ジェーンが毎日どのように過ごしているか少しでも分かったかもしれない。
幼稚園の園長先生も、担任のN先生も「グランパとグランマね~!」と
挨拶しにかけよってくれた。

ピアノの先生は英語が話せる。そしてエマの先生でもあり友達でもある。
というかジェーンは先生のことを友達と思っている。それだけフレンドリーな
素敵な先生だ。オパもオマもピアノが引けるので最後に4人で大合奏。
素敵な思い出が出来た。

最後の日は私の母、妹家族、エイドワードの友達でBBQをした。
話をするのに通訳がいるけれども、気持ちは通じるもの。
とても心温まるときを過ごした。
最後のオパのスピーチに通訳をした私が泣いてしまった。
オパも泣いた。母も妹も涙した。
また会えるはずなのになんだか切ない。
生きているうちにあと何度会えるのだろうと考えると
やっぱり辛い。

空港でオパとハグしたとき
「Don’t cry」
と目にいっぱい涙をためて私の耳元でささやいた。
そして笑顔で去っていった。

「I am proud of you.」(あなたのことを誇りにおもうよ。)

日本では思っていても決して言われたことのない言葉。
オパとオマからは私の存在を誇りに思うと言葉で言われて
嬉しかった。

私も沢山、ジェーンとリリーにこの言葉を捧げよう。
「I am proud of you.」

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